お悔やみに関する難解な用語
ブログ供養

親類や知人が亡くなった知らせ、訃報は突然の場合が多いため、業者やお葬式慣れしている人以外はお悔やみに関する用語や親族に対するお悔やみの言葉って迷ってしまう事ってありますよね~。
訃報もトホウではなく、フホウですけど一字だけ見たらとてもフとは読めませんよね~。
お悔やみ関連する用語
弔(ちょう)
弔問(ちょうもん)や弔辞(ちょうじ)弔電(ちょうでん)などで用いられますが、弔う(とむらう)には「人の死を悲しみ悼み、親族にお悔やみの意を伝え慰める」との意味が含まれているそうです。
訃報(ふほう)
臨終(りんじゅう)
通夜(つや)・通夜振る舞い(つやぶるまい)
一般的にお通夜(おつや)と呼ばれていますが、時代の流れで簡略化していますよね。
ご愁傷(ごしゅうしょう)
代表的なお悔やみの言葉で、遺族に対して「心をいためることをことを嘆き悲しむ」意味があります。
哀悼(あいとう)
人の死を悲しみ悼む思い
悼む(いたむ)
安らかな眠りを祈る思い
偲ぶ(しのぶ)
冥福(めいふく)・冥土
冥土(あの世)でもお幸せにって事。
枕経(まくらぎょう)
自宅で看取るケースが多かった時代、故人の枕元で僧侶に読経してもらうこと。
喪主(もしゅ)
樒(しきみ)
樒(シキミ)とは毒性と強い香りの植物で、抹香の原料にも使われる香木で、土葬文化の時代に埋葬した遺体を悪霊や獣から守ると信じられお墓の近くに植えていたようです。
頭陀袋(ずだぶくろ)
ズタではなく、ズダ袋と言い僧侶が持つ手提げ袋を指す。
導師(どうし)
本来、人に教えを説く僧侶など幅広い意味で使用されていたが、現代ではあの世に正しく導いて頂く意味からか、葬儀に呼んだ僧侶を指す。
菩提寺(ぼだいじ)
先祖代々を弔う寺。
密葬(みっそう)
決して葬儀や葬送を秘密裏に行う事ではなく、諸事情の上、少人数で葬儀を行う事(例えば著名人や企業の経営者の大型葬儀で、身内のお別れが困難な場合などに本葬の前後に執り行われる葬儀を指す。
満中陰(まんちゅういん)
仏式葬儀に於いて、四十九日前の期間(七日×七回)の法要し喪に服す期間を中陰、喪明けが満中陰。
等など、、、、
《まとめ》
お悔やみに関連する用語などをまとめてみましたが、なぜに葬儀に関する用語が解りにくく難しいのか!?その理由は大きく分けて二つあり、一つには葬儀の頻度にあります。年がら年中葬儀に出向くのは坊さんか議員さんの代理ですもんね。
もう一つは、現代でも仏式葬儀が全体の6割を超えるといわれている通り、仏教用語が関わってくるがためにお悔やみ関連の用語も解りにくいとも言えるのです。