入札参加資格

H市物品調達入札参加資格審査申請受理

令和2年9月、T村にて無縁墳墓遺骨粉砕委託を承り、施工しましたが来年度の令和3年、H市より同内容の依頼を受け、既に見積提出を済ませました。

発注及び施工は来年度(令和4年4月1日から令和5年3月31日内)になりますので、この度H市物品調達入札参加資格審査申請書を提出し、その結果無事に申請が受理されました。

申請に必要な提示書類は、納税証明書・印鑑証明写し・財務諸表(直近2年分の確定申告書、損益計算書、貸借対照表)・代表者の身分証明書・営業経歴書・希望業種明細書などが必要なため、書類を揃えるには時間も労力も費やし結構大変でしたが、お役所の仕事を請負うのであれば致し方ないと思いますし、同時に請負う責任も実感しました。

無縁墳墓遺骨粉骨とは

無縁墳墓とは俗に無縁様、無縁仏とも言われる故人に親類縁者がいない、又は親類縁者はいても疎遠になり引き取り者がいない。災害被災者で何年も身元がわからない人や、 身分が不明で亡くなった浮浪者などの行旅死亡人などを火葬した後、専用のお墓(無縁墳墓)に埋葬します。

このような引き取り手のない死亡者は年々増加傾向にあり、その要因は多岐に渡りますが、時代の流れの核家族化、超少子高齢化の影響が色濃く孤独死や老々介護というフレーズも耳慣れたように、無煙化は決して特別な事ではないのです。

このような無縁仏は自治体である各市町村行政機関が管轄し、市営公営霊園の一角に無縁仏、無縁墳墓として埋葬されているのです。

その無縁墳墓内の遺骨も当初から陶器製の骨壷に収められ安置されてきましたが、年々増え続ける無縁仏を収容できない、又はいっぱいになる前に遺骨を粉砕して嵩を減らし(かさを減らす=[量を減らす])収容スペースを確保する目的(別ブログでも扱っていますが、火葬骨を粉骨パウダー化すると1/3〜1/4程度に減らすことが可能です)で粉骨パウダーサービスを扱う当方に白羽の矢が立った経緯があります。

解決策

例え遺骨を粉砕して嵩減らしをしてもいつかは満杯になります。これは無縁のみならず代々継承する家のお墓も同じ条件なため、墓守をする立場の墓地継承者の方はご両親の遺骨以前のご先祖様は粉骨パウダー化することをオススメしています。
後継する子孫にも言い伝えることができれば、お墓(納骨室)がいっぱいになることはなく、お墓の悩みの一つが解消されます。

なかなか現実には言い伝える機会も少なく理想論でしかないのですが、、、、そのお墓の悩みは必ずいつかはやってくるのです。