墓じまいのお骨の処分(ゆくえ)

近年、需要が増えている「墓じまい」。

今までお墓参りしていた墓石や墓誌、外柵、などいわゆる墓所の解体撤去は業者が請け負う事が可能ですが納骨室内の骨壷や既に火葬した遺骨や土葬骨はどうすれば良いのでしょうか?

《墓じまいをする理由として挙げられる例》

①住居の引っ越しに伴い引っ越し先の新居に近い場所に新たにお墓を建てて骨壷もそちらに移し替える。

②少子化高齢化の影響で将来的にお墓の管理が出来なくなるため永代供養墓や納骨堂にお骨を納め、墓所を解体撤去する。

③お墓を管理してゆく時代ではないため、お墓を処分して遺骨も解体業者に依頼して処分してもらい自宅のお仏壇だけの供養にする。

などですが③は人骨を捨てることは遺棄罪や器物損壊に当てはまるため業者に処分してもらうことも自ら廃棄することも罪になるため不可能な選択肢となります。

①と②に関しては遺骨が納骨されている墓地のある市町村の行政窓口にて遺骨を移動するための改葬許可(故人お一人に付申請書一枚が必要)を受け(改葬許可申請書を提出して基本的には即日交付)ることでお遺骨の移動が可能となります。

お骨を移動する際には必ず行政窓口にて改葬の手続きが必要になり、改葬許可証とはお遺骨のタグ(荷札)のような性質です。

▶こな雪浄土サービスでは「墓じまいサービス」にて改葬許可を受けるための改葬許可申請の代理申請サービスが可能です。

土葬のご先祖さまの遺骨はどうすれば?

世界でも断トツに火葬が普及している日本ですが昭和の後期に入る迄は土葬式の葬送が一般的でした。(地域差あり)大正、明治そして江戸時代から代々継承しているお墓も数多く残っていますので墓所内に火葬骨以外の土葬骨が埋葬されている場合、土に眠るご先祖様(お遺骨)の改葬方法は???

行政の改葬についての見解は(遺骨が既に土に還り遺骨片が無い場合は改葬手続きの必要がない。)ですので土質や環境の違いから一概には言えませんが人体を土葬して完全に骨まで還るのは50年から100年以上かかりますTVやwebページの情報サイトなどでは土に還る年数は10年ほど等の情報もありますが、経験則上99%5年や10年ではお骨まで土に還るということはありません。※肉片は土壌環境にもよりますが10年ほどで土に還るケースが多いことから、肉と骨を混同しているだけの偽情報となります。

茨城を含む関東地方は納骨の際骨壺のまま埋葬しますが、お隣の福島(東北地方・北海道)は骨壺は火葬場から遺骨を運ぶためのただの容器であり、お墓に納骨する際は納骨用の布袋に入れたり、そのまま焼骨を埋葬するケースが多いのです。理由の一つに骨壺の中では土に還らないので直接 お墓内にある納骨スペースに設けられた土の部分に直接や天然由来素材の袋に入れ埋葬すればきっと土に還るだろうとの希望的観測のみで業界側が定着させた悪しき残念な風習としか言えません。

何故なら、火葬骨は無機質・セラミック化してしまうので土葬骨よりも土に還りにくくなりますので骨壺に収めようが収めずそのまま納骨室に埋めようが結果的に火葬骨は跡形もなく土には還ることはほぼ皆無ということなのです。

上記を参考に踏まえると墓所内に骨壺以外に埋葬した故人が存在した場合は掘り起こして骨片が全く無い場合以外は墓じまいなどでお遺骨移動させるにあたり改葬許可証が必要になるのです。

▶こな雪浄土サービスでは既に納骨済のお遺骨を粉骨パウダー化して土に還りやすくしたい、納骨室の容積が限りがあるので古いご先祖様から土に還したいなどの要望にサービス項目「こな雪浄土」にてお応えできます。

墓を既に持っている方で将来的に墓じまいするとの答が22%、(約4.5人に一人)のアンケート結果だそうです。(2019年4月楽天系アンケート抜粋)墓じまいはお遺骨や親族など様々な要素の問題を解決しない限りスムーズに進みません。急ぐ必要はありませんが将来的に墓じまいの可能性がある場合早めに少しづつ準備することをおススメします。

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こな雪浄土サービス

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