黄色い花の正体

5月下旬から夏にかけて国道6号・245号線ひたちなか付近中央分離帯と東海村松付近に毎年鬼群生する可憐な黄色い花。(6号線中央分離帯の花は懸命の駆除活動により、ほぼ駆除されました。)

キバナコスモスにも似た可憐な黄色い花は特定外来生物に指定されていて栽培する事も禁止されている駆除対象の植物です。

路上のブラックバスとも言える花は北米原産でキク科の一種の「 オオキンケイギク」(大金鶏菊)って名前の花なのです。

見ている分には排ガスの中逞しく手を取り合い頑張って咲いてる黄色い花に応援したい気持ちにもなりますが、生態系に悪影響を及ぼすなら駆除するしか方法がありませんよね。

悪影響が実感しにくいため、駆除反対の声もあるようですが、在来種が絶えてしまうほどの繁殖力で問題は深刻なようです。

他にも侵略的特定外来種としてブラックバスをはじめアメリカザリガニ、カミツキガメ、コイ、ヒアリ、ヤブ蚊など数え切れません。

また、古くから日本各地に生息し慣れ親しんできたメダカは既に絶滅危惧種に指定され、代わりにメダカと酷似したタガヤシが各地で繁殖。

道端に生えるタンポポも種類によっては既に絶滅危惧種に指定され、外来種の侵略はとどまらず半数が西洋タンポポ若しくは在来種との交雑種タンポポつまりハーフなのだと言う。

固有種を守るべきか否か。

専門家ではないので難しい事は解りませんが、水際対策はきっと必要不可欠なのでしょう。

ツアコン時代のお話ですが、オーストラリアに入国する際、荷物を受け取るターンテーブルでお客様のスーツケースに近寄る小型犬!
その小型犬こそ、麻薬犬ならぬ植物犬!

無論、オーストラリアへの入国の際は動植物の検疫が厳しい旨、ツアコンとしてツアー参加者には注意を促してはいましたが小型犬が嗅ぎつけたスーツケースの中身はなんとリンゴの食べかけでした。
それ程にオーストラリアは固有種の動植物・自然保護のため水際対策を厳しくしているのです。

駆除対策失敗例

●オーストラリアが厳しい対策をしている要因の一つに、今から150年ほど前にウサギ狩りを楽しむため英国から持ち込まれた24匹のウサギが8億匹に増殖し、固有種の動植物に大打撃となる悪影響を与えた苦い黒歴史があります。

●かつて中国の指導者であった毛沢東が四害駆除運動(伝染病を媒介するハエ・蚊・ネズミ農作物を食い荒らす雀)の四害を駆除する作戦を実施した結果、害虫を食べていたスズメがいなくなり、逆に害虫が増え農作物は壊滅的な影響を受けた。

●日本でも明治時代、沖縄ではハブの血清がなかったためハブに噛まれ多くの犠牲者が出ていました。そこでハブの駆除対策として天敵といわれるマングースを投入した結果、マングースはハブを捕獲せず固有種のウサギなどを捕獲し増殖し一時は1万匹まで増え、絶滅危惧種であるヤンバルクイナまで襲い、今でもマングース駆除事業が展開されているという。

まさに諸刃の剣だが一方、駆除せずに特性を活かし有効活用する方法もあり、さざんか、ツツジ等は排ガスなどの環境がよくない場所にも強く、おまけに汚れた空気を浄化する作用、役割もあるようで、この黄色い花にもそんな能力があれば憎まれず駆除されずに済むかもしれませんし3年程前にはオオキンケイギクに抗がん成分が含まれていることが岐阜の大学教授が発表し、抗がん剤が実現すれば忌み嫌われてきた黄色い花もオオキンケイギク様様となり、オオキンケイギク畑も増えるかも知れませんねぇ(^^)。

島国根性論でしかありませんが、2020年東京オリンピックに向けて外国人観光客が急増しています。国営ひたち海浜公園でもシーズン中はまるで異国にいるような錯覚を覚えるくらいです。他にも日本の水源である地は外国人に買い漁られ、不動産に於いても外国資本が入り、超高齢少子化がこのまま進み日本の人口が激減し外国種が増え続けると日本のヒトも強い個体しか残らない時代が来る?かも 決して人種差別をするワケではありませんが、動植物に限らず、平和に共存共栄できる未来のための水際対策も必要不可欠なのだと思います。