新元号「令和」決定!!
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新元号が「令和」と発表されました。
そもそも元号とは?
元号はふるくは中国の皇帝が時代を支配する意から年を号したことが始まりのようですが日本では学校の歴史の授業で習った大化の改新の「大化」が年号の始まりのようです。
その後、災害など不吉なことが理由で元号を変えたり、また元号を制定しない歴史もありましたが明治元年から天皇一代につき一元号(一世一元)となり現在まで続いています。
ちなみに国内に於いてこれまで用いられた元号の数は247、その中で最も期間が長かった元号は「昭和」で62年と14日、逆に期間が短かった元号は「暦仁」(りゃくにん)西暦1238年の2カ月と14日だそうです。
現125代天皇陛下が退位なされるのが平成31年4月30日ですが、ここで注意したいのが退位なされた後の呼称ですがくれぐれも「平成天皇」と呼ぶのは適切ではありません、なぜなら年号の天皇がご崩御なされた後に呼ばれるものとされ、適切な呼称は「上皇陛下」であり、引き続き「陛下」とお呼びすることが決まっています。
新天皇の即位日は翌日の5月1日「令和」元年の始まりです。偶然にもおめでたい即位日は六曜でいう「大安」です。
大安吉日とは?
先勝:午前中は吉・午後二時より六時までは凶 急ぐことは吉
友引:午前利無し・夕方より吉 葬式を忌む
先負:午後は吉・静かなこと吉
仏滅:何事も忌む・凶 この日病めば長引く
大安:すべてに吉 婚礼 旅行 移転 開店 その他万事よし
赤口:正午のみ吉・他は凶
と、されているいわゆる「六曜」の中の一つが大安です。
結婚式は断然大安を選び、お葬式は友引を避けるなど生活する上で広く認識されています。
お墓関連の仕事の流れの中でも、納骨や開眼供養など影響することもありますが本来の友引(共引)引き分け=勝敗無し の意味であり友を引く(故人に引っぱられる)意味ではありません。
仏教伝来と同時に六曜も広まったと勘違いされますが、実は歴史は非常に浅く明治時代に殺風景なカレンダーに試験的に六曜を記載したところ売上げが伸びて人気商品になったことから一般に広まったようで、仏教とは関連せず、関わりがあるとすれば陰陽道や風水に近いかも知れません。
ある意味荒唐無稽ではありますが全く縁起を担がない方でも「仏滅」よりは断然「大安」を好みますよね?
大安=大吉、仏滅=凶と強引に結びつけて解釈してしまうことがその理由かも知れません。
大安の他にも・・・
大安より最強の吉日とは?
【天赦日】(てんしゃくび・てんしゃくにち)
百神が天に昇り、天が万物の罪を赦す日とされ最上の大吉日とされています。
大安は月に4〜5回ありますが、天釈日は年に5〜6と貴重な大吉日です。
【寅の日】
月に2〜3回ある十二支の寅にあたる日で、虎は一瞬で千里を進み千里を帰るパワーがあるとされ、この日に旅立てば必ず無事に戻れると言われている吉日です。
【一粒万倍日】(いちりゅうまんばいび)
一粒の籾(もみ)が何倍にも実る稲穂になるという意味で、特に開店、や手元にある僅かな物で始めた事が何倍にも膨らむとされるギャンブラーは飛びつく吉日とされています。
吉日が重なれば最強の開運日?
2019年「令和元年」最強の開運日は?
5月6日(月曜)一粒万倍日+大安
5月18日(土曜)一粒万倍日+大安
5月30日(木曜)一粒万倍日+大安
6月26日(水曜)天赦日+一粒万倍日
7月20日(土曜)一粒万倍日+大安
9月2日(月曜)寅の日+大安
9月14日(土曜)寅の日+大安
9月20日(金曜)一粒万倍日+大安
9月26日(木曜)寅の日+大安
11月7日(木曜)天赦日
11月23日(土曜)天赦日
12月3日(火曜)一粒万倍日+大安
ちなみに、開運日であっても不成就日と言って開店や契約など事を起こすことが凶とされている日もあるのでご注意を・・・
来月の5月1日梅の花に例えられた希望と夢に満ち溢れた元号「令和」が始まります。