朱色と聞いて連想するものは?

今年の初詣はもう済まされましたか?

初詣は今も昔も大勢の人で賑わいます・・・

人混みも寒いのも好きではないし初詣は億劫だと敬遠しがちの方も少なくないと思います。

でもご安心なされ!!

無論、年明け早々に初詣することが理想ではありますが、年明けの何日迄に初詣はしなければならないと決まりは一切ありません。!!一つの区切りとして1月15日の小正月迄に初詣を済ませれば今年1年良い年を過ごせる事と信じたいと思います。(^-^)

初詣より「がんちょ参り」(元朝参り)の呼び方の方が馴染みがあり、がんちょ参りは全国共通のフレーズだと信じて疑いませんでしたが、実は茨城県以北~東北地方のみで使う方言らしく、その証拠に「がんちょまいり」と検索しても変換すらできません。

ところで「がんちょまいり」初詣には最寄りの神社仏閣に詣でることと思いますが神社仏閣イコール高貴な色である「朱色」をイメージしませんか?

朱色(しゅいろ)と聞いて連想できるものには神社仏閣の建造物「鳥居」が印象深く、比較的お寺より神社に朱色が用いられるイメージが強いですよね?しかし一説には「朱色」は本来お寺に多く使われる色であり、お寺と関係の深い神社が神仏習合により朱色を用いたとの説があります。

他には「朱肉」「紅葉のグラデーション」

その他、お習字の時間で添削、めったに貰えない二重まる、花マルなど先生が使う筆の色ではないでしょうか?

実は朱色の歴史は古く、縄文時代の土器や土偶にも用いられ、邪馬台国は朱の輸出で繁栄したとされる説もあるようで、朱色は古代より日本の伝統と歴史があるようです。

朱色の原料は硫化水銀とよばれる成分で朱色などの顔料のほか、古来より防腐剤・防虫剤・不老不死の薬に欠かせない成分だと信じられていたようです。

この魔法のような硫化水銀は火山地帯で多く産出され、硫化水銀の粉末を平安時代には「丹(に)」と呼び、丹が生まれると書く「丹生」という地域や地名はかつて水銀採掘が盛んだったとされています。

一説によると弘法大師空海は遣唐使として唐に旅立つ前、水銀鉱脈を各地で探し当て入唐するための莫大な準備資金を蓄えたとも言われ、また後の日本仏教の聖地とも言われる高野山付近には水銀鉱脈が多く存在し日本有数の水銀産地だったのだとか・・・。

《まとめ》

初詣は遅くとも1月15日の小正月迄には済ませましょう

がんちょまいりは全国共通の呼び方ではなく茨城県以北の方言である

朱色を用いる神社は寺院の関連が深い

古来より魔よけ・災いを封じ、不老不死の願い、そして生命の躍動を現し、御殿や神社仏閣などに多く用いられる歴史と伝統のある高貴な色こそが「朱色」である。

ちなみに・・・
あまり良い例えで使われないことわざ「朱に交われば赤くなる」の由来は中国のことわざの意味(墨に近づけば必ず黒く、朱に近づけば必ず赤くなる)。

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