お墓のリフォーム工事

お墓のリフォームと言ってもお花を手向ける花立補修から基礎からやり直す大掛かりな工事まで様々なリフォームがあります。

ご先祖様が眠る大切なお墓ですから、気持ちよく永代に渡りお参りできるよう、メンテナンス(清掃や補修)は心掛けたいものですよね。

お墓のリフォームとお家のリフォームで大きく異なる点は、お墓は生活スペースではないという点にあります。

例えば、お家で雨漏りがあれば大至急業者を探し補修工事をする必要性がありますが、居住空間ではないお墓では、手入れや補修をしなくとも生活に支障をきたすことはないため、どうしても後回しにしがちですよね~。

お墓参りは一般的に春彼岸〜お盆〜秋彼岸のみの方が大多数で、月命日など立日頻繁にお墓参りする方でも年に15回程度しかお墓に足を運ぶ事がありません。

年間利用頻度が少く、ピンからキリ迄あるリフォーム内容の工事費用が、それぞれいくらぐらい掛かるのか調べてみましょう。

わかり易く分類すると、石材は重量があるため、移動や運搬が必要な場合は専用の重機などを用いる工事となりますので、最低でも1日15万円から20万円の費用、掛ける日数がリフォーム工事費用となります。

一方、追加字彫りや目地補修など、重機を使用しなくても作業が可能な工事の場合、3万円から5万円程度の費用で済むリフォーム工事となります。

例えば地震の影響で生じた石塔のズレを修復したい場合、ズレた箇所により工事費用が異なりますので、リフォーム工事の概算費用の目安を紹介しますので参考になさって下さい。

上の画像は一見、長方形の石塔が少し右に向いているだけに見えますが、二段目の石もズレが生じています。

一般的な和型墓石は○○家などと彫刻する縦長の長方形の石材「竿石」、次に家紋などを彫刻する二段目の石材「上台」、三段目の石材「中台」、座布団石とも呼ばれる一番下の台石の「芝台」四つのパーツから形成されていますが、竿石のズレであれば重機を使わず修復できる場合は3万円から5万円の費用で済ませる事も可能です。但し、その下の上台や中台からズレてしまっている場合は重機使用は不可欠となる為、15万円前後の工事費用が必要となります。もちろん、駐車場からの距離や階段・坂道の有無などで費用は前後しますが、一定の目安として参考になると考えます。

家のリフォーム工事の場合、屋根や外壁、お風呂やトイレ等の水まわり等、各分野の専門業者が工事を請負う事になりますが、お墓のリフォームとなると今までは石材業者頼りでしたよね〜。

しかし現代では、お墓を建てる需要の減少に伴い石材業者も激減し廃業や、建築・ソーラーパネル設置等他業種に鞍替えする石材店も少なくありません。

個人的な意見ですが、いい塩梅でテキトーな石屋さんが多かった業界なので、淘汰されて当然だと思いますが、、、

インターネット系仲介業者の躍進

衰退する石材業をよそ目に台頭する勢力が、インターネット普及に伴い躍進する「インターネット系仲介業者」です。

石材業のみならず、葬儀業など各業種にネット集客を専門とする仲介業者(ポータルサイト)が業績を伸ばしているのが実情で、イオン、いいお墓、小さなお葬式などが有名です。

自社サイトで集客のみを行い、地方の石材店や葬儀屋の提携店に送客し、掲載料や手数料が収入となる仕組みなので、石材店や葬儀屋さんは下請け業者になります。

無論、インターネット掲載で比較されるのは内容の前に低価格が重要視されるため、業者も従来の利益を得るのは難しく、何らかの制約もあるためWin-Winの関係とは言い難いと思いますが、昔のお墓ブームのように黙ていてもお墓が売れる時代ではないので、やむを得ず仲介業者に頼らざるを得ない状況だと思います。

ネットの情報を下調べした上で石屋さんに相談して見積してもらうことをお勧めします。